食の森

野鳥の季節

落葉樹の葉はまだ芽のまま、でも陽光はだいぶ暖かくなってきた今頃から、野鳥たちを観察しやすい季節になります。いつも雑草園に棲んでいるヤマガラは、秋にはエゴノキの実をどこかに運んでいましたが、それを食べ尽くしたのか、エゴノキの実の中の虫を食べているようです。エゴノキは毎年たくさんの実をつけて、発芽してからの生長も早いので、全部が育ってしまうと大変なことになりますが、虫によって適度な量に調整されて、実も虫もヤマガラの大事な餌になる。自然界はひとつに繋がっていて、本当に無駄がありません。いまは餌が少ない時期でもあるので、一緒にやって来るシジュウカラのために自然菜園で採種したヒマワリを餌箱に。まもなく3月。カワラヒワ、ホオジロ、アオゲラ、ウグイス 、キジ・・雑草園もますます賑やかになってきます。

ヤマガラ

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