雑草園のある山梨県の峡北地域はフォッサマグナの端にあたり、温泉が多い地域です。その中でも超高濃度な温泉の湧く尾白の湯からは、昔ながらの製法で「源泉自然塩」も作られています。人間にとってとても大事な塩の摂取。尾白の塩は値段は高めですが、もう少し安い天日塩とあわせて美味しくいただいています。
雑草園とは
雑草園は山梨県北杜市にある自然菜園です。土を生かしながら文章そして作品を収穫し、みなさまに出荷しています。
雑という漢字は色とりどりの糸を集めて衣を作る意味から、同じではないものが混じり合いながらひとつに集まっていることを表します。
草は地から芽吹いて上へと向かうところから、物事のはじまりという意味も持ちます。
宇宙のように見えるものは、多様なものが一点に凝縮されて、そしてまた多様に展開していく、その躍動的な姿のほんの一部です。
私たちは雑草に「ぞうそう」というよみがなを付けて、自分たちの住む場所の名前とし、小さな雑誌の名前ともしました。それは、荒れてしまった地面をまた緑豊かな森にする、その最初の一点が雑草の種から始まることへの、畏敬の意味でもあります。
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