最近の住宅は気密性が高いために空気が滞りがちです。24時間換気が本当に家の隅々まで換気しているかは不明です。雑草園では少しくらい寒くても大きく窓を開けて風を取り込む暮らしをしています。
冬の暖房は木質ペレットのストーブがほとんど。温度を一定に保つエアコンと違って、部屋の温度が下がっても燃料の消費は変わりません。もちろん部屋はその分寒くなりますが、新鮮な酸素が取り込まれた室内では血行が良くなるので、換気する前よりもポカポカと温かくなってくることもしばしば。
お昼すぎには少しの時間でも外に出て、木々を剪定したり土の手入れをしたり。2月にもなれば日射しも少しずつ強くなって、太陽からのエネルギーをたくさん吸収できます。そして土や草に触れることで多様な菌のちからもいただくことができます。
そして近所の湧水からは南アルプスの天然水をガラス瓶でたっぷりと汲んでいます。市内の温泉からは塩も採れます。水と塩は身体に欠かせない大事な要素。減塩には全く興味ありません。
新鮮な空気、水、火、太陽、土、塩。いずれも現代の暮らしでは意図的に遠ざけられている気がします。古代から大事にされてきたこれらの要素の大切さを、再認識している毎日です。
