野の草のように
自然のままに
力強く生きる

雑草の道

雑草の道6

古い道を歩く。道端の大きな木の下に馬頭観音さんが祀られている。遠くに見えていた集落が近づいてくる。入口には門が立っている。庚申塚もある。ここから先は集落の中。目に見えない確かな境目はあるけれど、特に閉 …

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お知らせ

新しい「雑草」を発行しました

冬のはじまりに新しい「雑草」を発行しました。芋類の収穫はこれからですが、菜園はすっかりと枯れ草色になってきました。伸びすぎた枝を剪定して、枯れ葉を集めたり、菜園の囲いを作り直したり森の中の道を整えたり …

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食の森

干し柿

今日はご近所の方が毎年恒例の柿の実を持ってきてくれたので、さっそく干し柿にしました。皮をむいて紐でつないでお湯にくぐらせて干していきます。これから野菜や果物の少ない季節。干し柿は大事な存在です。昔なが …

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自然信仰巡礼

松本の槻井泉神社

長野県の松本は湧き水の多い場所。市内を流れる女鳥羽川から少し入ったところに槻井泉神社はあります。大きな欅があり、窪みがあり、その下に湧き水があります。すぐ側には家が立ち並び、近くにはイオンモールすらあ …

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食の森

鳥の巣

栗の木にシジュウカラの小さいのがたくさん。ウッドデッキに置いてある水盆でヤマガラと一緒に水浴びをしている。飼っているセキセイインコも、雌の黄色いインコが巣に入って家を守り、雄の青いインコが巣の周りを警 …

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食の森

秋の音

地面に落ちる栗の音。カサッもあるし、ゴトッもある。暑い夏が終わると野草たちも花を咲かせ、種をつける。菜園も収穫の季節。豆が色を濃くし、芋がその収穫を待つ。 自然界はいつも完璧。いま必要なことを過不足な …

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雑草の道

雑草の道5

東京から山梨に向かう道は二つの峠を越えていく。小仏峠そして笹子峠。小仏峠は江戸時代に盛んに利用された山道と、明治にできた南へ大きく迂回する車道、そしてトンネルで峠の下を穿つ鉄道と高速道路で向こう側へと …

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お知らせ

新しい「雑草」を発行しました

秋のはじまりに新しい「雑草」を発行しました。写真は以前にフランスで購入した布に、甲府で購入したパリの街路標識の飾り物を添えて撮影しました。雑草園の標高は670メートル。それでも暑い日が続いていますが、 …

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食の森

青と黒

今年は少し遅くて、いまごろブルーベリーとブラックベリーを毎日少しずつ収穫しています。ベリーは20年以上の株も放任で新しい芽をたくさん出しています。もちろん無肥料。暖地用の株は少し寒いのか萩の根元に絡む …

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雑草園とは

雑草園は山梨県北杜市にある自然菜園です。土を生かしながら文章そして作品を収穫し、みなさまに出荷しています。

雑という漢字は色とりどりの糸を集めて衣を作る意味から、同じではないものが混じり合いながらひとつに集まっていることを表します。

草は地から芽吹いて上へと向かうところから、物事のはじまりという意味も持ちます。

宇宙のように見えるものは、多様なものが一点に凝縮されて、そしてまた多様に展開していく、その躍動的な姿のほんの一部です。

私たちは雑草に「ぞうそう」というよみがなを付けて、自分たちの住む場所の名前とし、小さな雑誌の名前ともしました。それは、荒れてしまった地面をまた緑豊かな森にする、その最初の一点が雑草の種から始まることへの、畏敬の意味でもあります。

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